初めての家づくりに際して、一級建築士の資格を持つ業界経験豊富な住宅コンサルタントが、注文住宅の新築・中古の戸建て住宅・中古マンションの購入時のご相談へのアドバイス、住宅検査・住宅診断(ホームインスペクション)、耐震診断等を提供します(東京・埼玉・千葉・神奈川等)。

土地を買って新築

土地の見極めはプロの仕事

東京で土地購入をお考えの方にまず知っておいていただきたいことがあります。地盤の問題です。東京都の公式WEBにある液状化予想図をご覧ください。皇居を境に東側に液状化の危険が多いのが判ります。

足立区、葛飾区、中央区、江東区、墨田区、荒川区などは地盤調査をしても軟弱な地盤が多いエリアです。また西部地域でも大きな河の近辺は液状化の危険があります。白紙の状態から土地探しをするのであれば軟弱地盤のエリアは避けた方が賢明でしょう。

どれだけ耐震性の高い家でも、どれだけ強固な杭をたくさん打っても、液状化が起こると建物は傾きます。

東京都液状化マップ

土地購入

地積測量図。この図面がないと家の設計はできません。

中古住宅の購入と同じで、宅地を購入して家を建てるのはとてもタイトなスケジュールで事が運びます。

難易度の高い仕事になりますので絶対に焦って決めないことです。

しかしながら売れてしまった土地は二度と買えない、ということも事実です。

売地情報

では一般的にどのような方法で多くの方は土地を探すのでしょうか。

●不動産業者に依頼する

●WEBで検索する→不動産業者に問合せ

●ハウスメーカーに依頼する

●新聞チラシや、売地の立て看板などで地域の情報を知る

 

いずれの方法で見つけた情報でも「中古住宅購入」の必須調査項目の土地を参照してください。それぞれの場合の問題点と注意ポイントをお教えします。

情報探しの問題点

不動産業者に依頼する

最も一般的な方法ですが、まず不動産業界の仕組みと状況を勉強しましょう。

不動産業界の中で使われているレインズという情報サイトがあります。不動産を売りたい人から仲介の依頼を受けた時、この契約が専属専任媒介契約か専任媒介契約であった時はこのレインズに情報をUPする義務があります。どちらの契約も独占的に仲介業務ができる反面、早く取引をまとめる義務がありますので、買手を探すためにこのレインズに情報をUPする訳です。しかしながら業者の本音を言えば売手と買手の双方から仲介手数料をもらいたいのです。3%+6万円が倍になるからです。レインズの情報を見た業者から問合せがあっても「もう決まりました」と言って情報隠しをする業者も中にはあります。物件の足が速そうな場合は特にそうです。

私もこのレインズを随分検索しましたが、はっきり言ってあまり優良な情報はありません。

不動産業者によっては、売りの依頼を受けて間もない物件や、未公開の物件を持っていることがたまにあり、タイミングで思わぬ良い物件に出会うこともあります。

ただ早い契約を迫りますので注意が必要です。

WEBで検索する

前記した事情で、不動産業者は直接、購入希望者(エンドユーザー)と接触したいため有料の情報サイトに広告を掲載します。売主から依頼を受けて間もない物件やレインズ未公開の物件がけっこう掲載されます。ただ扱っているのは不動産仲介業者なので注意するのは前期の内容と同じです。扱っている業者に連絡をすると別の土地を勧められたりします。

ハウスメーカーに依頼する

土地が決まってない方も住宅展示場を訪れます。土地情報も提供してくれます。

前記のレインズやWEBの情報を検索するだけのメーカーもありますので必ずしも優良な情報が提供されるとは限りません。また自社で分譲している売宅地を持っている会社もありますが、そのメーカーで建築することが条件になります。

住宅メーカーの場合、実際にどんな家が建つのか、あるていど土地の調査を無料でしてくれますのでうまく利用できれば有益です。提供された土地が気に入って土地契約をしようと思った時は注意が必要です。土地情報を提供したメーカーとすれば当然建物の契約もしてほしい訳です。弱気な方はせっかく良い情報を提供してくれたのだからそのメーカーで契約するか、となりますが、制約は何もありません。

不本意なメーカーであれば他社でプランや見積を依頼してください。ただ土地からの場合、ローンの問題があります。土地建物ともにローンを利用しなければいけない時、1本のローンでつなぎ融資を利用する場合、土地契約と建物契約はほぼ同時になります。またローンの事前審査には建物の図面と見積書(概算でOK)が必要になります。

新聞チラシや、売地の立て看板などで地域の情報を知る

地元の不動産業者や建売業者の情報で未公開の良い物件を見つけることがあります。建売業者の場合、土地だけでも売る場合がありますが「建築条件付き」と言って、決まった工務店などで建てなければいけないという制約がつく場合が多いです。土地代金にいくらか上乗せして条件を外せる場合もあります。

 

代表のつぶやき

探し始めて1週間で気に入った土地が見つかるかもしれませんし、1年かけても見つからないこともあります。ご予算以上の土地を探していませんか?土地探しで「掘り出し物」はありませんよ。

弊社サービスの流れ

お問合せからサービス提供開始までの流れをご説明いたします。

どんなことでもお気軽にお問合せください。

お問合せ

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土地調査の見積もり

ご希望のサポートについてお見積りいたします。失敗のない土地購入には多くの調査項目があります。その後契約書とお約束事を郵送させていただきます。

土地の調査項目

業務内容をしっかりご理解いただいて

ご契約

契約書2部に記名、捺印いただき返信用封筒でお送りください。1部はお手元に保管ください。詳細な検査日時についてお打合せの後、現地調査や役所調査を行います。。

調査前に売主様の承諾を必ずいただいてください。

その他メニューのご紹介

このページの、土地についての必須調査項目をご覧ください。

様々なバリエーションをご用意しております。

マンションか戸建か、まだ何も決めていないかたはご覧ください。